THE MASCOTS 
Stefan Ringbom (guitar, vocals)
Gunnar Idering ( guitar, vocals)
Anders Forsslund (bass, vocals)
Rolf ”Boffe” Adolfsson (drums, vocals)
Kjell Jeppsson (drums)
 

 マスコッツは、スウェーデンのストックホルムにあったAdolf Fredrik Music High School の学生、Gunnar Idering とAnders Forsslundによって結成された。この学校で彼らは、クラシックからポップ(どの程度のものかは、不明)まで勉強していた。最初は、ピアノでAnders ”Henkan” Henrikssonが参加していたが、音楽性のちがいからほどなく脱退。代わりにStefan Ringbomが加入した。この頃のバンド名はウエスタン・トリオで、レパートリーもキングストン・トリオやシャドウズの曲のカヴァーだった。この時点でのドラマーは、後にマスコッツへもどることになるKjell Jeppssonだった。何年かして彼らは、ドラマーとして 同High SchoolのRolf ”Boffe” Adolfssonをスカウトし、おなじみのライン・アップになる。
 63年10月にビートルズを見たことが、彼らの転機となった。当時の無数のバンドたちと同じように、ビートルズのようなボーカルビートコンボを目指すことになったのだ。そして64年には、Nalens Twistbandstavling(バンド・コンテスト)に参加して優勝している。そしてスウェーデンのDECCAレーベルと契約、6月には、ファースト・シングル「I Like My Bike/Yes I Know」をリリース。またビートルズのコンサートの前座も勤めている。このシングルでは、B面のYes I Knowのほうが、スウェーデンのチャート TIO I TOPP14位にランク・インしている。セカンドシングルは、パッとしなかったが、3枚目の「Baby Baby/Call Me Your Love」は、4位になる大ヒットとなった。次のシングル「A Sad Boy/When I Return」は、前作には及ばず8位にとどまっているが、曲としては、これが一番の傑作ではないだろうか。
この後も3曲をベスト10入りさせ 彼らは、スウェーデンでは、もっとも人気のあるバンドの一つとなった。
65年には、ファースト・アルバムYOUR MASCOTSをリリース。このアルバムは、オリジナルと定番ビートナンバーがされている。TOO MUCH MONKEY BUSINESSのような曲もカヴァーしていて これは、これで良いが、彼らの本領は、音楽学校で身につけたハーモニーの美しさにある。同じくスウェーデンのアイドル・バンドであった、TAGESと比較されることも多いが、TAGESが実際に録音した音以上にブルーズや黒人音楽に傾倒としていたのに比べ、MASCOTSのは、演奏もメロディーもクラシック的なものを反映してアコースティック・ギターが効果的に使われている曲も多い。両者だけでなく、スウェーデンのバンドを聴いて感じるのは、独特の透明感だ。これは、風土を反映しているのだろうか。
66年にはイギリスのレコード会社からSwedish Designという名前でイギリスでレコードをださないかというオフアーが来たが、彼らは、これを断っている。68年になってドラムのRolfが脱退、オリジナル・ドラマーだったKjell が再び参加している。67年以降は、音楽シーン全体の変化もあり、彼らのシングルもあまりうれなくなってしまった。しかしそれでももう1枚「ELLPEE]というアルバムをリリースしている。彼らの音もまたかなり変化していて音楽的には、上達しているが、初期のサウンドの持っていたイノセンスは、いくらか薄れている。がこの時期もビートナンバーよりもマイナーキーのフォークぽい曲の方が説得力がある。この時期の彼らは、サイケっぽい映画のサウンドトラックなども手がけていたらしい。
最後のヒットとなった67年の「Stewball/So Sad About Us」は、9位にランク・インしている。69年夏に彼らは2枚のアルバムと21枚のシングルを残して解散した。

彼らの音は、スウェーデンのEMIからMASCOTS1964-68! というCDが再発され32曲が収録されている。


 
 
 

YOUR MASCOTS の ライナーノーツの英訳
 
 

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